未修者向けに,自分の勉強方法,自分が言われたこと,反省点等。
司法試験の結果が不明なので,参考になるかは不明。質問等あれば個別に。
第1. 総論
1 全般
(1) 未修で合格を成し遂げたいのなら,断固たる決意が必要
(2) 法律に限った話では無いですが,他の人と同じことをするのが絶対的な鉄則。他人と概ね同じ基本書を使い,他人が解くであろう過去問や演習を解くのが大事。
(3) 勉強時間は嘘をつかない。忘れるのは当たり前。何度もやるうちに思い出すまでの時間が短くなってくる&試験本番でアドリブがきくようになる。
(4) 世の中は,色と酒とが敵なり。江戸時代はネットが無かったですが,現代はネットも敵なり。遠ざけましょう。スマホはロッカーにぶち込んで,PCはデバイスマネージャーで無線LANを殺してました。
(5) よき友には三つあり。一つには,物くるる友。二つには医師。三つには,知恵ある友。害悪にしかならないような奴もいないこともない。
2 体調管理
(1) 長丁場なので,体調管理は気をつけよう。特に,寝不足は精神的ダメージ的にも勉強効率的にもダメゼッタイ。自分は入学前は7時間半睡眠でしたが,5時間は必須。食事は学食のサラダバーでブロッコリーとか,100円ローソンで煮干しとチーズとか,ダイコクでサプリとか。
(2) 11月~12月にはインフルエンザの予防接種を受けるべし。毎年,インフルエンザで大変なことになる人が発生する。1月中旬くらいまでなら受ける意味がありそう。
3 予備校について
(1) 個人的には答練だけでいいんじゃないかなと思うけど,予備校メインで合格してる未修者が結構いるのも事実。授業との両立が可能かは不明。
(2) 答練は伊藤塾しか受けてないけど,話を聞く限り辰巳の方がいいんじゃなかろうか……という印象。
(3) 各予備校の全国模試や受験新報,ハイローヤーのヤマは,参考にはなる(今年なら行政の原告適格,刑法の共犯の承継,刑訴の逮捕&接見交通辺りは多くの人がヤマをはってたと思われる)。"みんなが解けてるのに自分は解けてない"というのは避けられる。一読してみて,マイナー論点に多くの予備校がヤマをはってたら気をつけよう(今年なら接見交通権)。
(4) 予備校出版のテキストは『
趣旨規範』と,たまに受験通説を確認するために『
呉明植 刑法(※拾った)』『
工藤北斗の合格論証集(刑事)』を使ったくらい。Wセミナーの『
論文基本問題』なんかは買ったけど全然やってない。演習書は良いのがたくさん出てるから,別に予備校のじゃなくてもいいと思う。
4 自主ゼミ
(1) みんなでやると楽しい&教え合うことで知識が定着する&やる気を維持できる&色んな情報が手に入るが,ペースを拘束されてしまう&なんだかんだ時間がかかるのが悩み。自分は自分のペースでやらないとすぐにつぶれるタイプなので,3年後期に過去問と答練をやったのみ。
(2) ①忌憚なく意見が言えて,②そこそこ優秀かつモチベーションが高い人,なら誰でもいいんじゃないかしらん。未修既修や内部外部や男女の割合とか,別にそんな気にせんでも。ただ,ある程度の優秀さがなければ時間の無駄になり得るし,他人のモチベーションを下げるような人は避けるべき。社会人がいると就活その他でプラスになるかも。
(3) 過去問や予備校の答練なんかをみんなで時間を計って解き,「なんでこれが問題とならないのか」「この論点はどう理解すべきか」なんかをみんなで話し合う。某伊藤塾の答練の解説(特に憲法)にみんなでツッコミを入れるのは楽しい。演習書(e.g.『
刑法事例演習』)もゼミでやるかは微妙。解説がしっかりしてるものは独習の方がいいんじゃないかというのが個人的感想。
(4) 多目的室(or図書館の個室)でホワイトボードを使うと吉。リフレッシュルームやラーニングコモンズは問題を解くにはうるさすぎる。土日は開いてないので注意。
(5) 知識が定着していない未修1年の段階では,ゼミでの答練はほとんど意味が無い(疑問点は他人に聞くよりも基本書等で調べた方が正確&早い&調べるスキルがつく)ので,授業課題の答え合わせや,授業の軽い復習程度にとどめとくのがいいかと。
5 暗記のtips
※自分は暗記がかなり苦手なので,なんとか暗記を楽にしようと工夫しました。
(1) 規範は
読み上げサイトでmp3にして,常日頃から聞いてると,否でも耳に付く。スキマ時間の活用にもなる。
e.g.処分性の定義,将来給付の訴えの利益
(2) 「表(マトリクス)を書いて色を塗る」というのはオススメ。色の形でなんとなく覚えられる。
e.g.不可分債権と不可分債務と連帯債務,制限行為能力者と無権代理と解除の催告,代理と委任と組合の後見開始や破産
発起設立と募集設立と新株発行,自己株取得の手続的例外,刑法の必要的/任意的な免除or減免or免除etcetc
(3) 語呂合わせは嫌でも頭に入る。
e.g.さぶちんぽ(放火対象物の他人性)
※この「さぶ」をどう捉えるかは人によって違うんじゃないかな。①sub,②さぶい,③さぶ(雑誌)。自分は②。
※余談ですが,
ノルウェー,スウェーデン,フィンランドの位置関係の語呂合わせは秀逸
6 反省点
(1) 学校の試験と司法試験は別物と捉えた方がいい。授業だけでは合格は無理(e.g.民法は網羅性が足りない,答案の書き方までは教えてくれない)。採点の重視する点も違うみたい(例えば,規範と当てはめのどちらを重視するか。学者は前者を重視するため,答案で抽象的な規範だけで早々に「本件では……」と書きだすのはよろしくない,と考えるみたい。他方,実務家は規範がゆるくても当てはめで事実を拾っていれば点数が来るみたい)。もっとも,今はローの未修者フォローがかなり手厚くなったので,マシになったかもしれない。
(2) 短答は常日頃から少しづつ解いておくべき。特に民法。『
考える肢』や『
肢別本』等はスキマ時間に出来るのでオススメ
(3) 答案は早いうちに必ず一度は誰かに見せる(e.g.伊藤塾の答練ならば提出する)べき。横着して書きっぱなしにしてたら直前期に痛い目にあった。
(4) 演習は基本書と同様に早めに解いておくべき。司法試験直前の2日間で初見の演習書5冊を終わらせるとかいう無茶なことをする羽目になる。
(5) 時間が有るなら,百選は事案含めて潰しといた方がいい(重要性の低い分野は除く)。未修者はできれば,2年次の授業開始までに,その授業の範囲の百選を潰したい。
※その際,答案で使えそうなフレーズがあったら抜き出しておくと吉。今年の司法試験で言えば,共謀の解消での
「被害者においてなお制裁を加えるおそれが消滅していなかったのに,被告人において格別これを防止する措置を
講ずることなく,成り行きに任せて現場を去ったに過ぎない」辺り。
判例の文言を使うと,「こいつ判例読んでるな」というのが採点者に伝わってグッとくる,と,
元司法試験考査委員の若原先生の談。
(6) 3年後期の授業負担は軽くしといた方がいい。精神的にキツい。
第2. 各論(使った教材は最後に表にする)
1 税法
(1) 『
スタンダード所得税法』『
演習ノート租税法』をしっかりやって,最低限の規範を暗記すれば,合格点は来ると思う。
(2) 演習が少ないのが辛い。京大ロー生は,税法事例演習が役立つのでオススメ。あとは予備校の答練を集めるのが最善策な気がする。『
21問』は,考えさせるという意味で良い問題もあるんだけれども,正直,あまり使えない。クソみたいな問題がそのまま載ってるので,真面目に校正はされなかったんだろうな,という印象。一読すればよろし。
2 憲法
(1) 判例がめちゃくちゃ大事。『
憲法の地図』なんていう判例を整理した感じの本があるけれども,判例プラクティス等からあれを自力で作る,というのが憲法の勉強のイメージ。『
憲法の地図』自体はさらっと読んだ程度なので,良いかどうかは不明。
(2) 答案作成力も大事。自分が教えてもらった(というか多くの人が必然的にそうする)のは,構成用紙を縦に3分割して,①原告のフルスケールの主張の骨子,②被告の反論(箇条書き),③②に対する賛否(○,△,×,それらの理由or肉付け),を書いてくという方法。
(3) 『
憲法ガール』と『
転回』(&『
作法』。『
作法』で悩む人向けに駒村先生が『
転回』を書いた,という印象)で答案の書き方を学んで,『
判例プラクティス』『
Cases and Materials』で骨格を作りつつ,怪しい論点を『
論点教室』でつぶし,『
応用と展開』『
判例から考える』で肉付けし,『
憲法演習ノート』『
事例研究』あたりで演習,というのが未修でゼロから学ぶ場合の王道かしらん。
※「蟻川先生の法学教室の連載(起案講義憲法。現在連載中)」は緻密だけど,裁判官が時間をかけて判決書を書くならともかく,本番で使うのは無理,という声を聞く。表現の自由は学問の自由と並んで来年出題の本命なので,読んでみてもいいかもね。
※公法総合で使う『
Cases and Materials』は重要判例についてしっかり引用されているので使える
(4) 伊藤塾の憲法の答練は,びっくりするくらい使えないので注意。びっくり。
(5) 基本書は(『
芦部』含め)ほとんど読んでない。多少,『
憲法学読本』で学問や集会の定義をおさえた程度。ただ,短答対策には読んでおいたほうがよさげ(自分は短答憲法は苦手)。
(6) 立法裁量(立法レベルでの違憲)と行政裁量(行政レベルでの違憲)は区別しよう。
3 行政
(1) 総論(+処分性)は,列(横軸)を行為類型(行政立法,行政行為,行政計画,行政契約,行政指導,事実行為,義務履行確保etc),行(縦軸)を「処分性」「法律による行政」「手続法」「裁量」としたマトリクスを作り,各マスに判例や学説(
CB,『
サクハシ』,『
基本行政法』)を当てはめていく,というのが勉強のイメージ。
(2) 救済法は基本書(『
大橋』or『
神橋』)を読めば大体なんとかなる。
※『
基本行政法』は副読本としてはすごくいいけど,基本書としては厳しいというのが個人的印象。
(3) 『
事例研究』『
事例から行政法を考える(※近々出版されるらしい)』は必ず解くべき
(4) 理解の段階では,裁量統制の方法として,「一般原則違反」と「基準を立てて,それに違反するかを考える」の区別は意識した方がいいと思う。前者として平等原則,比例原則,目的動機,信義則,憲法上の権利侵害。後者として事実誤認,考慮不尽,他事考慮。
4 民法
(1) 民法は基本書大事。授業ノートを完璧にしても,基本書を読んでないと期末試験で死ねる。また,範囲が膨大なので,自分でノートを作るのは無謀。基本書をノート代わりにしよう。
(2) 好き嫌いはわかれるみたいだけど,『
要件事実マニュアル』は個人的にオススメ。自分はこれを読んでやっと民法(or民事訴訟)の仕組みがわかった。例えば建物収去土地明渡請求に対する抗弁として通常有りうるものが列挙されてるので,その請求の場面から生じうる一連の争点が見通せる。また,実務的な要件の立て方として参考になる(e.g.不安の抗弁権の要件)。
(3) 司法試験で短答論点がポンポンだされるので,短答対策がそのまま論文対策になる。短答での配点も大きいので,短答対策(基本書と,『
考える肢』or『
肢別本』)をしっかりやったほうがいい。
(4) 演習は『
事例で学ぶ民法演習』『
事例から民法を考える』はとてもいい。もっと早くやるべきだった。
5 商法
(1) 正直,商法は会計士試験でやったので,少なくともゼロから勉強した記憶は無く,基本書はあまり読んでない。授業ノートと『
事例で考える会社法』くらい。最近『
事例研究』が出たので,スタンダードになる,かも。
(2) 基本書は,『
江頭』は厚すぎる&索引がダメ,『
リークエ』は個々の論点の記述が薄い(条文索引等はすごく使いやすい),『
弥永』は内容はいいのにレイアウトや文体が妙に読みづらい等で,結局どれがいいのか困ってしまう。リークエを使いつつ,授業や江頭&弥永で補強するのがいいのかな。
6 民訴
(1) 正直,民訴は苦手科目。『
和田民』と授業ノート(※『
ロースクール民訴』の内容を含む)を良く読んで『
ロープラ』と『
基礎演習民事訴訟』を何周かする……くらいしか思い当たらない。授業で使う『
ロースクール民訴』は役立つ。民訴も基本書がノート代わり。他に見るのは『
ロースクール演習』あたり。
(2) 範囲が広いのに,短答ナシ&論文も配点が他と同じな上にやたらむずくてみんな初見に近い,ってなると,受験戦略的には最低限のことさえやれば良いんじゃないかしらん。
(3) 本番では初見の様に見えても,実は京大ローの授業で扱ってた,というのが結構あるらしい。
(4) 法学教室の演習や『
基礎演習民事訴訟』における越山先生の遮断効の記述はちょっと気をつけた方がいいみたい。
7 刑法
(1) 事実認定と答案の書き方が大事。今年の司法試験は「殺意」「共謀の成立と解消」「反抗抑圧」という,(司法試験レベルで)事実認定がめちゃくちゃ問題になる論点だった。
(2) 『
基本刑法』読んで(各論は表にまとめたりして),定評のある演習書を片っ端からやればいいと思う。『
刑法事例演習』はマスト。実務家が試験委員に増えたため『
事例研究』『
刑事実体法演習』の重要度は上がったんじゃないかな。京大ロー生は,検察実務,刑裁演習,経済刑法は役に立つのでオススメ。
(3) 毎年,『
ケースブック』が古紙回収に出されてるので,拾えると思います。
8 刑訴
(1) 捜査は『
リークエ』。伝聞は『
古江演習』。訴因はあまりいい基本書が無いと言われてるので,修習で人気の『
実例刑事訴訟法』でもいいんじゃないかしらん(未読)。辞書的に『
酒巻連載』と『
安富刑訴』。
(2) 演習は『
事例研究』『
捜査法演習』『
古江演習』辺りをやっておけばよさげ。。
(3) 伝聞証拠(特に署名押印)は考え過ぎると厄介。供述録取書とそれ以外は質的に異なる(∴供述録取書じゃなければ署名押印は不要),と捉えべきなのかな。
9 短答
(1) 『
考える肢』や『
肢別本』(自分は前者)を回す。ただ,自分は『
過去問パーフェクト』がどんなものか知らないので,どっちがいいのか知らない。
(2) 民法は論文で短答の知識が問われる&民法の全体像を知る&司法試験での配点が大きいためにも,早め(未修なら一年目終了時くらい)に一周し,その後も何周かして知識を確実にするのがよさ気。
(3) 刑法,憲法は,できれば司法試験を受ける前年のうちに一周できればいいかな,という感じ。早くやり過ぎても忘れる。ただ,過去問と同じ問題が出る割合が高いため,必ず何周かすべき。
第3. 京大未修者の場合
1 1年前期
(1) とりあえず民法,刑法,刑訴でAを取ることを目指す。統治と家族法は短答分野であり,正直,司法試験を受ける頃には忘れているので,単位が来る程度に勉強すればいいんじゃないかい。
(2) 民法,刑法,刑訴の授業範囲の基本書(&出来るなら百選。以下同じ)を何度も読む。出来れば民法の該当範囲の短答を基本書を読みながら一周。演習を解いてもいいけど,難しいヤツはオーバースペックになるので,それより基本書をよく読むことに注力した方がいいと思う。
(3) 夏休みは,後期科目の基本書を読むのに当てるといいと思う。
2 1年後期
(1) 範囲が広い上にどれも重要な科目。各科目の判例や基本書を読むので精一杯だと思う。"広く浅く"が要求されるため,かなりしんどかった記憶。
(2) 憲法は授業で扱った判例に絞って重要な点を抑える(けど,どこが重要か把握するためにも,『
憲法ガール』や『
転回』&『
作法』等を早めに読んだほうが良いと思う)。行政,民法,商法,民訴,刑法は基本書を何度も読む。余裕があれば民法の該当箇所の短答を解きたいけれども,そんな余裕があるかは微妙。
(3) 春休みは,まず,2年の期末試験の過去問と参考答案を見て,既修との壁を感じる。司法試験の過去問を1年分解いてもいいかも。2年前期の範囲を復習をして,民法の短答を一周。基本書の知識が定着したなら,民法や刑法の演習に手を出してもいいかもね。
3 2年前期
(1) 民法(もしかしたら商法も)以外は先輩ノートでなんとかなる。民法は,1年時にどれだけ理解出来てたかで授業についていけるかが決まる。ここでついていけないと後が非常に辛いため,最低でも民法だけは授業開始時までに授業範囲を理解しとくべき。
(2) できれば,期末試験終了までに授業範囲の演習を解いておきたい。
(3) 予備試験は受けといた方がいいと思う。一般教養さえ出来れば,運が良ければ短答は通る。
(4) 夏休みは2年後期の範囲の復習。特に民訴。
4 2年後期
(1) 2年前期とほぼ同様だけど,民訴が加わる。自分は2年後期の民訴が一番つらかった。民法同様,民訴も1年時におろそかにしてると辛いことになる。
(2) 憲法訴訟は基本的に短答論点なので,どこまでガチでやるかは微妙なところ。法曹倫理はさらに微妙。
(3) 春休みは3年前期の範囲の復習
5 3年前期
(1) 楽になるかと思いきや,あまり楽にならない。民法,民訴,人権,刑実と重い科目が揃ってるのと,検察などの選択科目のガチっぷりゆえか。どの科目もキツかった。
(2) それでも2年後期よりかは楽なので,人権や民訴を完璧にしつつ,できれば演習も解いておきたい。
(3) 3年の夏休みはダレやすいので注意。「夏休み中に家族法を完璧にするつもりが,婚姻の成立までしか終わらなかった」なんて話をしていたのを覚えている。ダレないように頑張ろう。
6 3年後期
(1) (選択で重いものをとらなければ)3年前期終了により一気に楽になる。と同時に,じわじわと司法試験ムードになる。年末までには短答を一周して,復習,各種演習本,過去問,予備校の答練などに明け暮れる。
(2) でも,個人的にはリサーチペーパーをオススメしたい。
第4.使った本
※四角カッコ内は読んでも読まなくてもよさ気な本。丸カッコ内は代替となる本。
※もちろん他にも適時,調べごと等で色々読んでます。特に刑法は『
思考方法』,『
楽しみ方』や『
道しるべ』など多数
※新しい本がどんどん出てるので,随時確認してください。『
会社法 事例研究』『
民訴の高橋本』『
刑訴の川出本』なんかは熱いかもね。
|
基本書
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参考書
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演習書
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授業
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税法
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所得
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スタンダード
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・演習ノート
・アルマ
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・伊藤塾答練
[・21講]
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税法事例演習
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通則
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n/a
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法人
|
憲法
|
人権
|
n/a
|
・転回[&作法]
・憲法ガール
・論点教室
[・LIVE本]
|
・21講
・応用と展開
・判例から考える
・急所
・事例研究
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公法総合2,3
|
統治
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伊藤塾のシケタイ
|
判例六法
|
考える肢
|
統治の基本構造
|
行政
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総論
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サクハシ
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・基本行政法
・CB
・解釈の基礎
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・事例研究
・事例から行政法を考える
・原田演習
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公法総合1,2
※CBを読む授業
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訴訟
|
大橋(or 神橋)
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民法
|
総則
|
ヤマケイ(or 佐久間) |
n/a
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・京大本
・事例で学ぶ民法演習
・事例から考える
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民法総合1-3
=京大本
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物権
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佐久間
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安永
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担保物権
|
安永
|
道垣内
|
債権総論
|
中田(or 潮見)
|
n/a
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契約
|
潮見
|
ヤマケイ
|
不当利得
|
n/a
|
リークエ
|
不法行為
|
潮見
|
リークエ
|
家族
|
リークエ
|
判例六法
|
考える肢
|
家族法の基礎
|
商法
|
(全般)
|
(授業)
|
リークエ
|
・京大本
・事例から考える
|
商法総合1,2
=京大本
|
民訴
|
(全般)
|
和田民訴
|
リークエ
|
・基本演習民訴
・ロープラ
|
民訴総合1,2
=有斐閣&弘文堂CB
|
刑法
|
総論
|
基本刑法
|
井田
|
・刑法事例演習教材
・事例研究
・刑事実体法演習
|
・刑法総合1
・刑裁演習
|
各論
|
基本刑法
|
リークエ(or 西田)
|
・刑法総合2
・経済刑法
|
刑訴
|
捜査
|
(授業)
|
・リークエ
・酒巻連載
・安富 |
・古江
・事例研究
・捜査法演習 |
・刑訴総合1,2
=有斐閣CB
・検察実務
|
公判
|