2012年12月26日水曜日

005_課題書・教科書・参考書

合格通知と一緒に、授業前に読むべき入門書(課題書・推薦書)、教科書、参考書のリストが送られてきました。
いやー、頑張りましょう。

【前期】
  1. 憲法(統治の基本構造)
    1. 入門書
      1. 判例憲法 第2版 大石 眞 (編集), 大沢 秀介 (編集)
    2. 教科書
      1.  憲法講義〈1〉 第2版 大石 眞 (著)
    3. 参考書
      1. 憲法1 統治 (LEGAL QUEST) 毛利 透 (著), その他
      2. 憲法2 第5版 野中 俊彦 (著), その他 
      3.  
  2. 刑法の基礎
    1. 入門書
      1. ブリッジブック刑法の考え方 (ブリッジブックシリーズ)
      2. 基礎から学ぶ刑事法 第4版 (有斐閣アルマ) 井田 良
    2. 教科書
      1. 判例刑法総論 第5版
      2. 刑法 第2版 山口 厚 (著)
    3. 参考書
      1. 刑法総論 第2版
      2. 講義刑法学・総論 井田 良 (著)

  3. 刑事訴訟法の基礎
    1. 入門書
      1. 入門刑事手続法 第5版 三井 誠 (著), 酒巻 匡 (著)
    2. 参考書
      1. 現代の裁判 第5版 (有斐閣アルマ)

  4. 民法(財産法の基礎)
    1. 教科書
      1. 担保物権法 第3版 (現代民法 3)
      2. 民法の基礎〈2〉物権 佐久間 毅 (著)
      3. 民法講義1 第3版 総則 山本 敬三 (著)
         
  5.  民法(家族法の基礎)
    1. 入門書(夏休み以降に読む)
      1. 家族法判例百選 第7版 (別冊ジュリスト No.193)
    2. 教科書
      1. 民法7 親族・相続 第3版 (有斐閣アルマ) 高橋 朋子 (著), その他

【後期】
  1. 憲法(人権の基本く構造)
    1. 教科書
      1. 憲法 第五版 芦部 信喜 (著), 高橋 和之 (その他)
    2. 参考書
      1. 憲法〈2〉基本権 (法学叢書) 初宿 正典 (著)
         
  2. 刑法の基礎
    1. 教科書
      1. 前期と同じ
    2. 参考書
      1. 刑法各論 第6版 (法律学講座双書) 西田 典之 (著)
      2. 刑法各論 第3版 中森 喜彦 (著)
         
  3. 民事訴訟法の基礎
    1. 入門書
      1. よくわかる民事裁判 第2版補訂-平凡吉訴訟日記 (有斐閣選書) 山本 和彦 (著)
      2. 現代の裁判 第5版 (有斐閣アルマ)
         
  4. 民法(財産法の基礎)
    1. 入門書
      1. 債権 -- エッセンシャル民法3 (有斐閣ブックス) 債権
    2. 参考書
      1. 物権―エッセンシャル民法〈2〉 (有斐閣ブックス) 物権
      2. 民法入門・総則 第4版 (有斐閣ブックス)
         
  5.  商法の基礎
    1. 入門書
      1. 現代商法入門 (有斐閣アルマ)
    2. 参考書
      1. 基礎から学べる会社法 第2版
      2. 支払決済法―手形小切手から電子マネーまで
         
  6. 行政法の基礎
    1. 入門書
      1. 行政法 第2版 (LEGAL QUEST) 稲葉 馨 (著), その他

2012年12月23日日曜日

003_法科大学院入試の流れ

そんな訳で、法科大学院入試の流れを簡単に。

(2013年入学の場合、いずれも2012年 )
3月頃:適性試験の申込
5-6月:適性試験受験
7月頃:国立:説明会、私立:願書提出
8-9月:私立:入学試験、以降1月頃まで随時結果発表(補欠繰上げ、追加募集等)
10月:国立:願書提出
11月:国立:入学試験
12月:国立:結果発表

既習者は上記に下記が加わるそうです
5-6月:既習者試験申込
7月頃:既習者試験


国立の未修者の場合、合否に影響するのは下記の3つ。
(1)5-6月:適性試験受験
(2)10月:国立:願書提出
(3)11月:国立:入学試験
(ちなみに某掲示板によると、京都大学法科大学院での合格に占めるそれぞれのウエイトは1:1:2だそうです)

(1)の適性試験は、俗にいうSPIのような問題をハイスピードで解く試験。
過去問が日弁連のサイトにあります。
第1部から第4部まであり、それぞれ40分で解きじゃくります。
第4部は、俗にいう上位ローではほぼ使われないようです。
5月と6月に一回ずつ試験をして、良い方の成績を提出することになります。

(2)の願書提出では、願書や履歴書と共に、
学業成績、自己評価書、能力を証明する物(優秀論文賞の賞状や各種資格・TOEIC等)を提出します。
京都の場合、自己評価書には
・学業に関する自己評価
・学業以外の活動実績
・社会人としての活動実績
・出願の動機等
を2000字以内で書きます。

ちなみに東大の場合は
・これまで大学や社会で学んできたこと、経験してきたこと及び東京大学法科大学院を志望する理由
・あなたの目指す法曹像
を1200字以内で書きます。

(3)の入学試験は、未修者ではどこのロースクールも小論文(と面接)です。
京都の場合は小論文一発勝負で面接無し、東京・一橋は小論文+面接です。
小論文に関しては、京都は長い試験時間(3時間)と長い課題文で、回答文字数は少なめ(600*2=1200字)です。
2時間半で2000字(慶應)、2時間半で1800字(一橋)、2時間で1700字程度(東大)なんかと比べると
特徴がはっきりしてますね。