2019年9月15日日曜日

108_令和元年の司法試験

ご無沙汰してます。
この前の司法試験の合格発表がありましたね、合格された方はおめでとうございます。
合格された方は、東京くんだりまで来ていただければ、お祝いなり多少のアドバイスはできるので、メールミー。
京大LSの合格率を見てみたら、LS全体もさることながら、未修者の初年度合格率が非常に高いですね。自分の代以降の3回は連続して初年度から6,7人合格していて、とても良いことだと思います。
仕事が始まってしまえば、司法試験の受験回数なんて意味がない(仕事や事務所との相性のほうが5000兆倍くらい大事)なので、今年不本意な結果となってしまった人も、あまり気にせず頑張ってください。ちなみ自分のいるベンチャー@青山でインターンしたい人がいればテルミー。

せっかくなので資格の良いところを駄文ベースでいくつか。
資格の良いところの一つとして、兼業がかなりしやすいことが挙げられます。
昨今の自分は、①弁護士業務、②(古巣の)監査法人でのアドバイザリー、③ベンチャー企業での経営管理全般、の3つを兼業してる感じです。自由バンザイ。
兼業してると、自由に働いたり休んだりできる&業務に飽きても別の業務で気分転換できる&色々見れるので、わりとオススメです。インハウスをしつつ弁護士業務をする、という人はわりといるようです。
弁護士2年目後半ともなると、弁護士業務で心身がアレな感じになってしまう人や、(自分含め)転所や転職や、かなりアレな待遇or働き方の事務所が、想像以上に多いなと感じます。将来何になりたいか&その人の性格&職場次第ですが、兼業という選択肢を頭に置いとくのはわりといいんじゃないかなと思います。
※事務所選びで悩んだら、その事務所の弁護士一覧のページをweb archivesに突っ込んで、過去にどれくらいの人が辞めているかをチェックするのオススメです。

もう一つ、資格の良いところとして、何かしら頑張ってれば、その頑張ったこと+資格でわりと需要があるところが挙げられると思います。
弁護士にせよ会計士にせよ、資格の前後あるいは資格と並行して様々なことを頑張り、両者をうまく生かしている人がたくさんいます。
音楽だけで食べていくのは難しくとも、音楽業界の知見+資格があれば、音楽の世界で重宝されたり、元プロゴルファーの人が接待で非常に重宝されたり(仕事も大変できる方です)。
他方で、
なので、とりあえず何かしら頑張るといいと思います。自分も将来どうするか悩んでます。また(経済学で)大学院に行きたいなと考えたり。青春は長いな。


そういえば、今年度は法科大学院の入学者数が少し伸びたようですね。法科大学院(不)人気も底を打ったようで何よりです。
今の弁護士業界は、エンジニア業界のように「ブラック企業(エンジニアを使い捨てる企業)がたくさんあり、優秀な人材は不足し、転職が盛ん」みたいな感じだと思います。なんだかんだ言って、今のエンジニア市場の高騰のように、(優秀な)弁護士人材も高騰するかもしれません。弁護士が企業価値の向上に貢献できれば、ですが。