タイトルが適当になってる今日このごろ。
東大の志願者数が出てましたね。未修が大幅減ですか。
東大に流れたわけじゃないとすると、単純に東大京大の未修が敬遠されてるんですかね。
おそらくは司法試験対策があまりなってないと。
京都は隠れ既修が少ないのに一発合格率が良いというところをアピールしたいところです。
就職が頭ひとつ抜けてる東大ですらこの状況というのは、受験生の主眼は司法試験対策にあるんだろうなと思います。
うーん、若手教員や修了生による論文添削くらいはして欲しいと思う今日このごろ。
京都も東大も、未修の合格は簡単だと思うので、入試は最小の努力で突破して、法律の勉強をして欲しいです(このブログの目的の一つでもあります)。
未修の入試はいかんせん情報が無いので、自分を含め、必要以上に対策をすることになってしまいがちです。
しかし、事後的に見れば「そんなに対策する必要はなかった」という人が多いです。
いやまあ、どの程度なら合格するかがわかれば苦労は無いんですがね。
おそらく残っているのは小論文だけだと思いますが、
小論文は「ある程度のレベル」で書ければあまり差はつかないと思います。
・600字を9割方書ききる
・重要な点をだいたい拾う(課題文を読み解く)
・接続詞や論理的関係(必要条件or十分条件、一部or全部等、適性試験的なこと)を間違えない
・原稿用紙の使い方を間違えない。
くらいですかね。課題文の切り貼りでだいたい行けます。
そんな差がつかない感じです。
これまでそれなりにやった人なら、あとは過去問を解くくらいで十分だと思います。
それより法律の勉強です。何はともあれ法律です。それにつけてもおやつは法律。
憲法の三段階審査なんて読んでおけば、小論文の対策にもなりそうです。
最近、小山先生の『「憲法上の権利」の作法』を買いました。非常にオススメです。
人によると思いますが、個人的には最初に読んでおくべきレベル。
というか、初宿先生の本を読んでも、実際の問題が解ける気がしなかったので、早い段階でこの本に出会って良かったです。
憲法では
憲法 解釈論の応用と展開
憲法の急所
なんかも有名ですね。
憲法論点教室
もこの枠に入るかな。
短答対策に、六法の書かれたマニ車はどうだろう。
2013/11/16追記
一橋の未修も恐ろしく志望者減らしていて、京都が東大一橋よりだいぶましなことが発覚。
正直、未修は危険なルートですから、むしろそのリスクからしたらまだ多い気もする。
そう言えばローをレベル分けして補助金に差をつける旨の公表がありましたね。
京都は他学部・社会人出身者が多いですし、未修の成績もそこそこなので大丈夫と思いますが、
ギリギリのローだと、未修者の留年が多発するんじゃないかと危惧されます。
留年率を開示させるという措置は必要そうですね。